一度見つけたバンドでも……
その後、すっかり忘れてしまうことってありますよね。
文字起こし:
ずっと前に、日本の女性ロックバンドをいろいろ見ていた時期がありました。
そして気づいたんです。
日本には、本当にたくさんの素晴らしいバンドがいるんですよね。
最近、何人かの方から、もう一度聴いてみてと教えてもらって、ほとんど忘れていたバンドを思い出しました。
HAGANEです。
そして、HAGANEという名前がまず好きなんです。
「鋼」を意味する日本語です。
実際に彼女たちの音楽を聴いてみると、その名前の意味がだんだん分かってきます。
HAGANEは2018年、東京でギタリストのSakuraを中心に結成されました。
その音楽は、メロディック・スピードメタルをベースに、力強いボーカル、速いギタープレイ、そしてかなりテクニカルな演奏で作られています。
つまり、BGMとして静かに聴くような音楽ではありません。
とにかく速いんです!
初期のHAGANEには、Sakuraともう一人のギタリストMayto、ボーカルのChiemi、ベースのSayaka、そしてドラムのKanakoが参加していました。
2020年には初のミニアルバム「EpisodeØ」をリリースし、2022年には初のフルアルバム「Code ; 9021」を発表しました。
そして、初期のHAGANEがどんなサウンドだったのか知りたいなら、「SoulBeats」を聴いてみてください。
HAGANEがどんな音を作ろうとしていたのか、かなりよく分かる曲です。
そして、2023年に大きな転機が訪れました。
3人のメンバーがバンドを脱退したんです。
一時は、HAGANEが終わってしまうのではないかと思われました。
しかし、SakuraとSayakaはバンドを守り続けました。
そして2024年、新しいメンバーを迎えてHAGANEは再始動しました。
ボーカルにNagi、ドラムにJUNNAが加わりました。
そして、新しいHAGANEは静かに戻ってきたわけではありません。
いきなり全力で戻ってきました。
2024年には「Life Goes On!」EPをリリースし、続いて2025年にはフルアルバム「TOP OF THE TOWER」を発表しました。
そして、今は2026年です。
HAGANEは新しい「METAL QUEST」EPをリリースし、「Black Diamond」、「We are The Knight」、「月光 -TSUKIKAGE-」などの新曲も発表しています。
そして、今回この話をするタイミングが好きな理由がもう一つあります。
HAGANEは8月29日、東京のEX THEATER ROPPONGIで大きなワンマンライブを終えたばかりです。
そして、ものすごい音を響かせてきたはずです!
しかもHAGANEは、もう日本だけを見ているバンドではありません。
今年はヨーロッパのフェスティバルにも出演し、日本の外へも活動の場を広げています。
東京で始まったバンドが、ここまで海外へ進んでいるというのは本当にすごいことですよね。
そして、私が日本のロックを掘り下げていくのが好きなのは、まさにこういうところです。
「もう素晴らしいバンドは全部見つけた」と思っていると……
誰かがこう言うんです。
「ねえ、テス。HAGANEって聴いたことある?」
そして気づくんです。
まだまだHAGANEを聴き足りない!
だから、私のロック女子の心から、HAGANEというパワフルなバンドを思い出させてくれた皆さん、本当にありがとう!
そして、私がまだ知らない日本の女性ロックバンドやメタルバンドがあったら、ぜひ教えてください。
私はJRok Musicのテスです。
またね!
Keep rocking!
それでは、また次のお話でお会いしましょう。
HAGANE – 月光-TSUKIKAGE 公式ビデオ。アルバム「Metal Quest」収録曲。
