旅先では、有名な観光地だけでなく、何気ない街角で心に残る発見をすることがあります。和歌山の夕暮れを散策していた私は、思いがけず音楽と街の歴史が優しく寄り添う、とても素敵な場所に出会いました。
動画内容:
歌い出すベンチがあるって…
聞いたことありますか?
私はありませんでした。
でも、ある夜の和歌山市で…
本当に見つけたんです。
その夜、私は和歌山市の街をのんびり散策していました。
にぎやかなアロチ歓楽街を歩き抜け、中ぶらくり丁を進み、大門川にかかる小さな橋を渡って、どこか落ち着けるカフェでも探そうと思っていたんです。
すると…
ちょっと変わったものが目に入りました。
ベンチです。
しかも…
大きなレコードの形をしていました。
「面白いデザインだなぁ」と思いながら近づくと…
突然、音楽が流れ始めたんです。
思わず周りを見回してしまいました。
どこから流れているんだろう?
そう思った次の瞬間…
気づきました。
歌っていたのは…
そのベンチだったんです。
流れていた曲は…
**『和歌山ブルース』**。
気になってベンチのそばにある説明板を読んでみると、この曲は1968年に琴 清乃さんが歌い、多くの人に親しまれてきた和歌山を代表するご当地ソングだということを知りました。
歌詞には、私が歩いていた「ぶらくり丁」も登場します。
さらに調べてみると、このレコード型ベンチは2004年に設置され、近づくと『和歌山ブルース』が流れるように作られていました。
街を歩く人たちが、ふと足を止めて音楽に耳を傾けられるように…
そんな想いが込められているそうです。
そのあと私は川沿いの小さなカフェに入り、コーヒーを飲みながら『和歌山ブルース』を最後まで聴いてみました。
街を歩きながら偶然その歌に出会い、
その場所で歴史を知り、
そして音楽をもっと好きになる。
そんな体験ができる街って…
本当に素敵だと思いませんか?
ただ見るだけのモニュメントではなく、
座って、
耳を傾けて、
街の物語の一部になれる。
和歌山らしい、温かくて優しいアイデアだなと感じました。
JRok Music のテスでした。
また次のストーリーでお会いしましょう。
